日本の底辺である小学生のサッカー。週末サッカーコーチが、未来のサッカー界を担う子供たちの現状を伝えますよ。
日本サッカーの底辺より
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「海外サッカーと日本サッカーの差
2008年03月14日 (金) 23:37 | 編集
海外サッカー日本サッカーの差」

更新が滞っておりました・
すいません^^;

さて、今回のタイトルは「海外サッカー日本サッカーの差」です。

海外サッカー日本サッカーの差」としてよく言われているのが
「体の大きさ」「技術力(トラップ、正確なキック)」「身体能力」などです。
そして、いつも言われているのが「FWの差」。
いわゆる「決定力」については、いずれお話しするとして
今回はもうひとつの差を考えてみます。

私が考える差とは

前を向けるか

です。

前を向けるか」を海外サッカーと日本サッカーではっきりとわかったのが
去年の12月に行われたクラブワールドカップでの「浦和 VS ACミラン」です。
もし、お手元に映像があるのであれば見てください。

そもそも、なぜ「前を向けるか」について考えたのかといいますと、
日本代表の試合を見てていつも以下の2点が気になってました。

(1)日本代表のFWは、少しでも強い代表と対戦する場合、くさびを受けられない。

(2)日本代表のDFは、少しでも強い代表と対戦する場合、簡単にくさびを受けさせてしまう。


相手が少し弱い国でも、多少よいFWがいると日本代表は簡単にくさびを受けさせてしまうと思いませんか?


では、これがなぜ「前を向けるか」の差によるものかというと以下のためです。


(A)日本のFWは、くさびをうけるときの姿勢(猫背)や体の向きが悪く、後ろが見えていないため、
  マークが厳しくないのに前を向かず、くさびということを理由に簡単に後ろに戻してしまう。

(B)DFの仕事としては、インターセプトが出来ないのであれば、後ろに戻させればよいので
  FWに軽くマークをつきさえすれば、FWは前をむかずに後ろに戻してくれる。


国内リーグではそれが通用しますが少しでも強いチームとやるとこの点が大きな差を生みます。
それは、ワールドカップ3次予選のタイ戦での失点、東アジア選手権の北朝鮮戦での失点からも
よくわかるかと思います。

もちろん、DFが甘いといえばそれまでですが、そもそもJリーグにおいて前を向こうとする選手が
少ないのです。そうなるとそれが当たり前となってしまい、DFの感覚として「まあ、どうせ後ろに
戻すから軽くマークにつくか」と距離をおいてしまいます。
しかし、それは海外サッカーでは通用しません。

FWにかかわらずMFを含めて、「前を向く」をということをもっと意識しないと
ますます海外サッカーと日本サッカーの差が開いてしまうでしょう。


前を向く」ことが出来るようになれば、相手のDFはもっと寄せてくる必要があります。
寄せてくるということは、逆にDFがいたスペースが空くということです。
そうなれば、日本の武器である中盤からのスルーパスが生きてくるのです。

もちろん「FWの差」として「決定力」がありますが、
その前に「前を向く」FWを育てるほうが、DFのレベルアップにもつながりますし
一石二鳥です。

指導者の皆さん、小学生年代から「前を向く」重要性を感じて、指導に当たってみてはいかがでしょうか?

ちなみに、「前を向く」ということを意識しながら海外サッカーや日本サッカーの見るのも面白いですよ!
指導者の目的って何?(後編)
2007年09月11日 (火) 23:45 | 編集
1ヶ月ぶりですね ^^;

さて、指導者の目的って何?後編です。

確かに、最近の指導者の質は上がってきていると思います。
技術的に上手な選手も以前に比べて格段に増えております。
また、小学校が母体のチームだけでなく、有名無名に拘わらず
多くのクラブチームも出来てきました。
それもよい選手が増えてきた1つ要因でもあります。

しかしながら、それによりデメリットがあります。
クラブチームが増えてきたことにより、既存のチームとの
選手の取り合いが出てきてしまいました。
選手を集めるにはチームの特色が重要になってきます。
どのチームも、子供が集まらなかったらチームが成り立ちません。
となると、特色を出す必要がありますが、一番分かりやすい特色がそのチームが強いかどうかです。
もちろん、育成に力を注いでいるチームも多々あるかと思います。
ただし育成は結果に時間がかかるため、勝負を第一にするチームも
増えてきています。

小学校のチームを手っ取り早く強くするには以下の方法があります。

(1)足が速い選手、または体の多きい選手をFWにおく

(2)来たボールはすべてFWの裏にめがけて蹴る

この2点さえすれば、勝率はぐっとあがるでしょう。
とはいえ、選手から取り返しのつかない大事なものを奪ってしまいます。また、この戦術を取り入れているチームのほとんどが、監督があれこれうるさいチームですね。すべての判断をベンチから監督がしてしまっています。カウンターサッカーが悪いというわけではありません。基本的な技術が備わっていて、選手の判断でカウンターを選んだのであれば素晴らしいことだと思います。

もちろん、小学校時代であっても勝負ということは絶対に無視をしては
いけないことだと思います。
ただ、小学校時代に勝負を意識しすぎることで、先の中学高校時代に
いろいろな意味で負けてしまうのでは本末転倒だと思います。

せっかく、クラブチームが増えてきたことで既存のチームとの
よい競争が増えているのに、将来のサッカーの質が落ちてしまうような
小学校時代になってはいけないのではないでしょうか?

上のような、選手達が監督の駒として動いているだけのチームを見ると
選手達の将来が心配で非常に残念な気持ちになります。
子供のチームの勝ち負けを異常に意識する親が増えているのも事実で
チームとしては指導以外に大変なことが多いと思いますが、
将来の日本のサッカー界またはサッカーだけでなく日本をしょって立つような人材を育成する意識をもって指導をして欲しいなと考えています。

指導者の目的って何?(前編)
2007年08月12日 (日) 23:59 | 編集
大げさなタイトルですが、
皆さんは目的はありますか?

自分の指導者としての目的はズバリ

「日本を世界に通用するサッカー大国にする!」
ですね。

これは冗談でもなく、マジです。

そのためには何をするか?
日本サッカーの全体的なレベルを上げなくてはなりません。
つまり、平均値をあげることです。
そのためには、

(1)トップレベルの選手をさらに上のレベルへ引き上げる。
(2)下のレベルの底上げをする。

の方法があります。

(1)の方法はすでに始まっております。
いわゆる「エリートプログラム」です。
優秀な選手を集めてよりよい環境の中で
育てることす。Jリーグアカデミーがよい例ですね。
この考えは選手にとっても自分にあったレベルで
練習や試合が出来るので常に刺激を受け、
優秀な選手はますます成長していきます。
大変すばらしい計画で、5~10年先にはある程度の
よい結果が出ているでしょう。

上記のとおり、エリートさえ集めれば世界で通用する国に
なれる、と考えてよいのでしょうか?
(1)さえやればよいのでしょうか?

個人的には(1)も大事ですが、(2)こそもっと考えて行かなくては
ならないと思います。

日本が世界に追いつくためには、すでに世界の国々でも
よい結果が得られている「エリートプログラム」でだけではなく
「底辺でのサッカー」を変えていく必要あるのではないでしょうか?
もちろん、ライセンス制度が行われ指導者の質が上がってはいます。
しかしながら、中学生高校生よりも指導者の影響を強く受ける小学生に
対して、指導者はどのような態度をしているのでしょうか?
そして、何を目的に指導をしているのでしょうか?

底辺からトップまでカテゴリーの指導者全員が
「世界でも通用すること」を目的にしなくてはならないと思います。
(ただ、サッカーを通じた人間教育も大事な目的です。)

開幕したプレミアリーグを見ながら、世界のレベルの高さを感じ
と同時に日本サッカーがまだそのレベルに達していない悔しさを
噛み締めながら書いてみました。

次回に続く

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